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コラム「北斗七星」
戸惑った様子で歩道に立ち尽くす人に、地元の公明町議は声を掛けた。「車が止まってくれず、渡れない」との返答。見れば、確かにあったはずの横断歩道が消えかかり、それに気付かないドライバーが次々と走り抜けていた◆ここ数年、地方議員の身近な実績として、横断歩道や停止線などの引き直しを紹介する機会が増えている。以前は、あまりなかったことだ。道路標示を管轄する警察が補修予算を十分に確保できておらず、近年の資材高騰なども相まって整備の行き届かない箇所が累積的に増えているのが実情◆北海道などでは、雪国ならではの事情も。冬には大型の除雪車が路面をこすって雪をかき、気温に応じて雪が解けたり凍ったりを繰り返す。アスファルトや塗装面が早く傷む過酷な環境といえる◆施工業者の人手不足なども影を落とす。通学する児童生徒をはじめ住民の安全を守る基本インフラだけに、着実に整備を進めなければならない◆予算が限られる中、ニーズや優先順位を見定めるに当たって、地域に根差した公明議員が果たす役割は大きい。“現場第一主義”に徹して小さな声を聴き、“ネットワークの力”で行政を動かす。結党以来の伝統は、ますます輝きを増す。(武)









