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2025年11月15日

コラム「北斗七星」

「ほうれん草のごま和えはどうだった?」。投稿者の母が、おかずの感想を父に尋ねた。父が聞き返した。「高齢者の5万円?」。聴力が衰えてきたのだ(中日新聞4月9日付「くらしの作文」)◆文中に「3月に退職を迎えた父」とある。筆者は年が近く、耳が悪くて聞き違えるのも同じだ。テレビ番組の字幕放送がありがたい。リモコンの「字幕」を押すと見られる。聞こえを補うサービスは増えている◆以前、聴覚障がい者には医師や薬剤師の免許を与えないと法で定めていた。先天性難聴の早瀬久美さん(50)は1998年、薬剤師国家試験に合格するが免許がもらえず、法改正を団体と共に訴えた。公明党も国会で求め、2001年に改正が実現した◆この話を取り入れた映画が09年に上映される。早瀬さんは本紙に登場し、改正当時の感激を語った。その後、薬剤師として聴覚障がい者のオリンピックであるデフリンピックに関わる。これがきっかけでマウンテンバイクの選手となり、メダルを3大会連続で得た◆日本初開催のデフリンピックがきょう開幕する。早瀬さんも出場する。苦難を乗り越えて戦う選手らにエールを送ろう。弱い立場の人たちに温かい社会を築く契機としよう。(直)

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