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血管腫・奇形の治療で保険適用を要望
稲津副大臣に患者会や学会
稲津久厚生労働副大臣(公明党)は2日、厚労省で血管腫・血管奇形の患者会の阿部香織代表と日本血管腫血管奇形学会の杠俊介理事長らと会い、同疾患に対する効果的な治療法とされる「硬化療法・塞栓術」の保険適用を求める要望を受けた。秋野公造参院議員が同席した。
同疾患は全身のあらゆる部位に発症し、痛みや出血があるほか、部位が腫れるなど外形的な影響を及ぼす。
席上、阿部代表らは、異常血管に硬化剤を注射する硬化療法や、血管の一部に詰め物をする塞栓術への保険適用を訴えた。
稲津副大臣は「有効性や安全性のデータを踏まえて対応したい」と応じた。