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集落に焼きそばのいい香り
食を通じた交流の場
「こどもと大人の食堂」出張開店
奈良・宇陀市
民家の軒先に出張し、オープンカフェのような形で住民が食事とおしゃべりを楽しむ
食を通じて地域住民が交流できる居場所をつくろうと、奈良県宇陀市で現在、公明党員らのボランティアグループが奮闘している。
党員らが企画・運営
うだ産フェスタに出店した「オレンジ・サロン・ド・AIKA」の(左から)上野代表、森田市議、奥村さん、楠田さん
「名店の味、焼きそばはいかがですか!」――。ソースの香ばしい匂いと、4人の“看板娘”の元気な呼び込みの声に誘われ、特設テントの前には、ひときわ長い列が。このほど宇陀市で開催された毎年恒例の地域イベント「うだ産フェスタ」で、焼きそばの出店が人気を集めた。
店を開いたのは「オレンジ・サロン・ド・AIKA」。公明党員の上野綾子代表、奥村泉さん、楠田君枝さんと森田明子市議の4人を中心に、今年立ち上げたばかりのボランティアグループだ。「こどもと大人の食堂」と銘打ち、子育て世帯や高齢者など、誰もが気軽に集える居場所づくりに励んでいる。
その特徴は、移動式で開くこと。2006年に3町1村が合併して誕生した宇陀市は、山間部に集落が点在し、1カ所に寄り合うことが難しい。それならば「自分たちが出向いた方が早い」と、上野代表を中心に企画・立案し、市内全域を対象に出張カフェのような形で催すことに。
運営に当たっては、市の公募型補助金の交付を受けており、参加者には無料で焼きそばを提供する。これまで自治会などからの依頼を受け、榛原、大宇陀、菟田野の各地区で1回ずつ開催してきた。
菟田野平井集落で先月開かれた「AIKA」には、グラウンドゴルフに汗を流した住民たちが集い、スダチが添えられた出来たての焼きそばを食べながら、世間話に花を咲かせた。
自宅の庭を会場として提供した平井自治会の森岡孝雄・前会長は「普段は腰が重い人たちも出てきてくれて、会話を通して輪ができる。そのきっかけを作ってくれてありがたい」と感謝していた。
住民の楽しそうな表情に満面の笑みで応えた上野代表。「これからも党員としての誇りに燃え、地域貢献を貫いていきたい」









