公明党トップ / ニュース / p463228

ニュース

2025年11月13日

“これでいいの?自維政権” 官房副長官に不記載議員を起用

野党反発、参院“出禁”続く
首相「国会運営に混乱、おわび」

首相官邸と参院の間で連絡や調整に当たる佐藤啓官房副長官(参院議員)が参院で“出入り禁止”となる事態が3週間も続いている。5日の参院本会議では、高市早苗首相が「国会運営に混乱を来しており、真摯におわび申し上げる」と陳謝した。一体何が起きているのか。

佐藤氏は、自民党の政治資金問題で政治資金収支報告書に計306万円の不記載があった。2023年12月には財務大臣政務官を辞任。今夏の参院選では非改選だったため、選挙を経ずに要職である官房副長官に起用された。

野党は、これを問題視し、佐藤氏の参院議院運営委員会への出席を拒否。マスコミ各紙は10月24日付で「『出禁』は異例」(毎日)「異例の対応」(読売)などと報じた。参院代表質問も代わりに衆院議員の尾崎正直官房副長官が陪席することになった。

佐藤氏の官房副長官起用を巡っては、自民党内でも疑問視する声が上がっており、石井準一参院幹事長は28日の記者会見で「副長官の任務、責務を果たすことができるのか。高市内閣にとって大きな事案になりかねない」と懸念を示す。

佐藤氏は11月4日の記者会見で「参院の国会運営にご迷惑をおかけし、大変申し訳なく考えている」と謝罪したが、任命権者である高市首相は、12日の参院予算委員会で「一度任命したものを白紙にするつもりはない」と述べ、交代を拒否した。

物価高対策など国民生活に密接な課題に関する論戦が、ようやく本格化してきた今国会。このままでは、国会運営に大きな支障が出かねない。

公明新聞のお申し込み

公明新聞は、激しく移り変わる社会・政治の動きを的確にとらえ、読者の目線でわかりやすく伝えてまいります。

定期購読はこちらから

ソーシャルメディア