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2025年11月13日

コラム「北斗七星」

星は生まれた時の重さで運命が決まる。『夜、寝る前に読みたい宇宙の話』(野田祥代著、草思社文庫)と出合って知った◆地球を照らす太陽はその重さから寿命は100億年くらいと推定される。もし、これより重すぎれば地球に生命が誕生する前に太陽は消滅。軽すぎれば生命に不向きな環境が地球に生じた。地球上の生き物が今ある姿で存在しているのは程よいサイズの太陽が安定して輝いている時期だからとのこと◆もう一つ。地球が太陽から程よい距離に位置している点も見逃せない。宇宙で地球生命に似た生き物が暮らせそうなところを「ハビタブルゾーン」と呼ぶ。太陽系でこのゾーンに存在している惑星は地球のみ。そのすぐ内側の金星も、すぐ外側の火星も圏外だ。生き物にとって程よい距離の範囲は案外狭い◆さらにもう一つ。地球が程よいリズムと安定した姿勢で回っていられるのはなぜか。それは月のおかげ。もし月がないと地球の自転軸は大きくぶれてしまう。自転が安定しなければ地球の気候も安定せず、生き物は生まれなかったかもしれない◆程よい太陽に程よい地球。それに月のアシスト。いくつもの絶妙な幸運に支えられて、私たちは今この瞬間を生きている。(佳)

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