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2025年11月12日

視覚障がい者向け機関誌 「点字こうめい」91号 発売中

公明党の視覚障がい者向け機関誌「点字こうめい」第91号が今月、発売されました。その内容をダイジェストで紹介します。記事全文は公明新聞電子版プラスのウェブコンテンツまたは「公明出版サービス」のサイトで読むことができます。

(特集)目の不自由な人が働けるヘルスキーパー
長野市の中小企業マッサージ師が活躍

一兎舎のマッサージ室で従業員に施術するヘルスキーパーの荒井さん=長野市

「特集」は近年、視覚障がい者の働き方として注目される「ヘルスキーパー」(企業内理療師)を取り上げました。

ヘルスキーパーは、企業に雇用された、あん摩マッサージ指圧師などの国家資格の取得者で、施術を通して社員の疲れを癒やし、健康の維持・増進を図る人を指します。大企業が採用するケースが多い中、今回は、ホームページ作成などを手掛ける中小企業「一兎舎」(長野市)で活躍する荒井妙子さんを取材しました。

荒井さんは約20年前から、視力が低下する網膜色素変性症を発症。盲学校で学び、マッサージ師として地元での就職先を探しますが、見つかりません。この状況を、かねて親交のあった一兎舎の山崎恵理子社長が2年ほど前に知り、ヘルスキーパーとして自社で働けないかと思い立ちます。ただ当時、長野県内でヘルスキーパーの制度を導入しているのは大企業で2社のみ。中小企業の前例はありませんでした。

そこで山崎社長は、制度を導入する都内の企業などを訪ねて研究。社内の受け入れ環境も整備した結果、今年6月、県内の中小企業としては初の制度導入が実現しました。

本社のマッサージ室で荒井さんは、楽しくコミュニケーションを取りながら従業員へ施術を行います。従業員は「体の不調を感じたときに、すぐ施術が受けられるので最高!」と語ります。

記事では、このほかに日本視覚障害ヘルスキーパー協会に、普及への課題などを取材しました。

(人間登場)五輪・パラ両大会めざす弱視
競泳選手 石原愛依さん

競泳選手 石原愛依さん

全盲や弱視の人の活躍を紹介する「人間登場」。今回は、弱視の競泳選手として五輪・パラリンピックの両大会出場をめざしている石原愛依さんに迫りました。

将来の五輪選手として期待されていた石原さんが、だんだん視野が狭くなる目の病気を発症したのは2021年秋。大学での練習時、突然、視力に異変を感じ始めました。現在に至るまでも病気の原因は分からないままです。

水泳をやめることも考えた石原さんでしたが、周囲の励ましを受け、障がいと向き合いながら競技に打ち込みました。視界が狭くなったことで、壁にぶつかり、アザができることも。それでも長年の感覚を頼りに、コースロープと平行に泳ぐ技術を身に付けました。

23年3月、初出場したパラ水泳の国内大会で、石原さんは日本新記録を樹立。その後、弱視でも五輪に出場する選手がいることから、24年開催のパリ五輪、パラリンピックの両大会の出場をめざすことに。しかし、五輪の代表入りを逃しました。パラリンピックも、派遣標準タイムを切ったものの、病気の原因が分からないことなどが支障となり、出場はかないませんでした。

それでも石原さんは諦めていません。次の目標の28年のロサンゼルス五輪・パラリンピック大会への出場をめざしています。「私がめざすことで、五輪選手とパラリンピックの選手の距離は縮まると思うし、自分が“懸け橋”になりたい」と抱負を語ります。

(特別寄稿)声は「その人自身」を映し出す鏡
声・脳・教育研究所 山﨑広子 代表理事

「特別寄稿」は一般社団法人「声・脳・教育研究所」の山﨑広子代表理事が、「声は『その人自身』を映し出す鏡」と題する一文を寄せました。山﨑代表理事は声と心身の関係などについて分析し、「心身に働き掛ける声の力は、生まれたときから死ぬときまで作用し、心身のフィードバックを通じて私たちを形づくり続けます。声はその人を表すと同時に、人をその声のようにしていくのです」と述べています。

「話題」は、高松市の新興企業が開発した、音や振動などで周囲の状況を認識できる装置「SYNCREO」を紹介。「公明党フラッシュ」は、「福祉の党・公明党ここにあり!」と題し、教科書の無償配布やバリアフリーなど、今や“当たり前”となった実績を載せています。

「点字こうめい」のご購入は公明出版サービス(0120.959.947、平日午前9時~午後5時)まで。ご意見、ご感想をお寄せください。tenji@komei.jp

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