ニュース
阪神本線 高架化完成
魚崎~芦屋駅間 復興の象徴 避難路確保も
記念式典で赤羽国交相あいさつ
赤羽一嘉国土交通相(公明党)は30日、神戸市東灘区で行われた「阪神本線住吉・芦屋間連続立体交差事業」の高架完成記念式典に出席し、あいさつした。
赤羽国交相は、魚崎駅~芦屋駅間の上り線が高架線路に切り替わったことにより、同市内11カ所の踏切が解消されると紹介。さらに、「災害時の避難経路の確保や市街地と一体化した街づくりにも期待できる」と強調した。
また、同事業を進める中、阪神・淡路大震災が起き、線路が通る地域も被災したことに触れ、「事業は震災復興とともに進んできた。まさに事業の完成こそ、復興の象徴の一つ」と述べた。