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2025年10月17日

献金の規制強化へ連携

政府系ファンドなどで協議体 
公明、国民党首が確認

国民民主党の玉木代表(中央左)との会談に臨む斉藤代表(同右)=16日 国会内

公明党の斉藤鉄夫代表は16日午後、国会内で、国民民主党の玉木雄一郎代表と会談し、両党が素案を取りまとめた企業・団体献金の規制強化や、政治資金をチェックする第三者機関の設置について、法案の成立へ連携していくことを確認した。両党の幹事長が同席した。

また両党首は、昨年12月に自民、公明、国民の3党で交わした「年収の壁」引き上げやガソリン税の暫定税率廃止に関する合意の実施へ連携を深めることを確認。「年収の壁」への対応では協議体を設置することも申し合わせた。

会談では、公明党が先の参院選で掲げた政府系ファンドの創設や科学技術予算の倍増、奨学金減税の実現に向け、両党で協力していく方針で一致。席上、斉藤代表は、これらの公明党の政策について「協力して実現していきたい」と要望したのに対し玉木代表は「政府系ファンドは私も賛成だ。科学技術予算の倍増や奨学金減税も、その趣旨は十分に理解できる」と応じ、両党首は、両党の政務調査会長を中心に協議していくことを確認した。

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