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コラム「北斗七星」
18世紀のフランス。熱気球を発明したモンゴルフィエ兄弟は、パリ上空で世界初となる有人飛行に成功した。時間は約25分。距離は約9キロだった◆大空に浮かぶ姿に心を奪われるだろう。アジア最大規模の熱気球大会「2025佐賀インターナショナルバルーンフェスタ」が、今月30日から来月3日にかけて佐賀市の嘉瀬川河川敷で開かれる。国内外120機超のバルーンが参加を予定し、早朝から多くの来場者が見込まれている◆大会では合併による新市誕生20周年を記念した同市のバルーンもお披露目される。愛称は「ハロ」。太陽の周りにできる虹色の光の輪のことで「市を温かく包み込んでほしい」との思いが、込められているという◆現実に住民を包み込むように守り、まちの発展に力を尽くす人が必要とされている。佐賀市では3日後の19日、市議選の投票日を迎える。公明党からは新人1人を含む4人が挑み、激戦突破に向けた訴えが続く◆バルーン競技は目的地に向けて風を読むパイロットの技術はもとより、地上クルーとのチームワークも欠かせない。乱気流や強風を乗り越え、難局を打開するのは誰なのか。団結第一で実績を築いてきた公明党には、託せる人たちがいる。(先)









