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2019年11月23日

ハンセン病 家族補償金

申請受け付け開始 
相談は厚労省の窓口まで

ハンセン病元患者の家族に対する補償金支給法が、22日に公布・施行され、厚生労働省は補償金の申請受け付けを開始した。厚労省は、申請に関する専用のダイヤルやメールアドレスを設け、相談などに対応する窓口を開設した。請求期限は2024年11月21日まで。

申請者は、元患者のハンセン病の発病歴などを記入する申請書類と併せて、元患者との関係を証明する資料などを厚労省に提出する必要がある(郵送も可)。申請書類は、同省のホームページからダウンロードするか、問い合わせて郵送で受け取ることができる。申請書類から元患者の家族と確認できない場合は、外部有識者で構成する認定審査会で審査を行い、厚労相が認定を行う。

補償金は、元患者の親・子や配偶者らが180万円。兄弟姉妹や同居のおい、めいのほか、孫、ひ孫らは130万円。認定が行われた月の1~2カ月後に、厚労省から委託を受けている独立行政法人福祉医療機構が申請者の金融口座に支払う。厚労省は補償の対象を約2万4000人と試算しており、早ければ来年1月末にも支給する。

同法は、公明党など超党派の国会議員懇談会がまとめた基本方針に基づく議員立法で、15日に成立した。

厚労省の専用窓口

【専用ダイヤル】℡03-3595-2262

※平日午前10時~午後4時(年末年始を除く)

【専用メールアドレス】hoshoukin@mhlw.go.jp

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