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個人に適した、うつ治療に
数値化、AI活用など調査
党PT
脳に磁気刺激を与える治療法について説明を受ける三浦氏(左端)ら=8日 東京・新宿区
公明党うつ対策プロジェクトチーム(PT)の三浦信祐事務局長(選挙対策委員長)は8日、東京都新宿区の慶応義塾大学医学部を訪れ、うつ病治療の現状などについて同大学の菊地俊暁准教授らから話を聴いた。原田大二郎、川村雄大の両参院議員が同行した。
菊地氏は、うつ病はさまざまな因子が影響しあって現れるとして、画一的ではなく患者ごとに適した治療が必要だと強調。同大学で研究が進む、うつ症状の数値化や人工知能(AI)の活用に基づいた治療方針の決定といった取り組みを紹介した。
視察後、三浦氏は「一人一人に合った、うつ病治療を実現するために必要な取り組みだ。後押しできるよう党を挙げて環境整備を進める」と述べた。
このほか一行は、脳に磁気刺激を与えることでうつ症状の改善を図る治療法や集団認知行動療法について説明を受けた。









