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世界最大の病院船 初寄港
遠山氏 東京港での式典に出席
「マーシー」の歓迎式典に出席する遠山氏(前列左から2人目)=16日 東京・大田区
人道支援や災害救援などを行う世界最大級の米海軍の病院船「マーシー」が初めて日本に寄港し、停泊する東京港大井水産物埠頭(東京都大田区)で、歓迎式典や船内見学会が16日、開催された。一連の行事には、自民、公明の与党両党の「海洋国日本の災害医療の未来を考える議員連盟」の代表が出席し、議連幹事長を務める公明党の遠山清彦衆院議員も参加した。
「マーシー」は、石油タンカーを改造した船体に1000床のベッドを完備。災害救援時などには、1200人以上の海軍医療メンバーが船内で活動する。
遠山氏らは、手術用ロボットなど船内の設備や、患者や物資を乗せたヘリコプターが発着するデッキなどを視察した。
終了後、遠山氏は「南海トラフ地震などの発生が予想される中、日本でも病院船の導入を推進したい」と語った。