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2019年11月20日

マイ・タイムライン講習

外国人初参加 800人が避難訓練 
香川・三豊市

市消防団女性部のメンバーとしてマイ・タイムラインの講習を行う水本市議(左奥)

南海トラフ巨大地震などに備え、市民の防災意識の向上を図ろうと、香川県三豊市の市立仁尾小学校でこのほど、震災訓練が実施された。同校児童や近隣住民のほか、市内在勤の外国人とその家族約30人を含む計約800人が集まった。外国人の参加は初めて。この日は、住民が大規模災害発生時の避難行動を時系列で事前に決めておく「マイ・タイムライン」の講習が行われ、推進してきた市議会公明党の水本真奈美、込山文吉の両議員が参加した。

震災訓練は2部構成で実施。第1部では、午前8時30分、和歌山県南方沖を震源とする地震が発生し、市内で震度7を記録する強い揺れがあったと想定。参加者は自宅から指定避難所になっている仁尾小学校のグラウンドに移動した。

第2部では参加者が「避難所開設訓練」や「応急手当訓練」などの講習を受けた。このうち「防災・減災講習」では、マイ・タイムラインについて市消防団女性部が説明。参加者の一人は「早速、子どもと一緒に防災グッズの準備を進めたい」と避難行動への関心を深めた様子だった。

公明市議が実現を後押し

今回の震災訓練については、市消防団女性部のメンバーでもある水本議員が、2016年の12月定例会で在日外国人に配慮した災害発生時の避難所運営を促す一方、今年の3月定例会で「マイ・タイムラインの策定推進を図るべきだ」と訴え、実現に導いた。

マイ・タイムラインの普及に向けて、市総務部の森諭部長は「災害発生時の避難行動をどう取るべきか、再度、家族で話し合って認識を深めてもらいたい」と語っていた。

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