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暑さ限界、涼風に安堵
集会所へ念願のエアコン設置
宮崎・日向市
吹き出し口からの心地よい涼風を全身で感じながら「これでやっと安心して集会所を使うことができる」と安堵の表情を浮かべるのは、宮崎県日向市塩見にある市営新財市住宅(塩見ケ丘区)の岩切ひとみ区長。今年8月、同住宅の集会所に念願だったエアコンが設置された。
全国各地で40度超えが相次ぎ記録された今夏。集会所で7月、開催した区の班長会で参加者3人が体調不良を訴えた。エアコンがないため、熱中症対策として業務用の大型扇風機を使用し、参加者の水分補給にも気を配っていた岩切区長。高齢化が進む住宅にあって老人会や管理人会など、夏場に集会所を使うことに限界を感じ、3年前から何度も市にエアコンの早期設置を求めていた。
7月の班長会後、参加者の一人、荒井末子さんから相談を受けた公明党の黒木健二市議は、すぐに岩切区長のもとを訪問。窮状を聞いた黒木市議は、早急な対応を市に求めた。その結果、約1カ月でエアコンが設置された。
「これまで他党の議員にも相談してきたが実現しなかった。公明党のスピード感には本当に驚いた」と岩切区長。黒木市議は「市民の命や暮らしを守る公明議員として、今後も現場にある“小さな声”に結果でお応えする」と決意を新たにしていた。










