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10月は「食品ロス削減月間」 「食べきり」で一層推進
農水省、啓発へポスター作成
10月は「食品ロス削減月間」――。政府は月間に合わせて関係省庁が連携し、まだ食べられるのに捨てられる食品ロスの削減に向けた啓発活動を集中的に展開している。
農林水産省は9月30日、外食での食品ロス削減を一層推進するため、店舗での「食べきり」を呼び掛ける啓発ポスターと卓上ポップを3種類作成した。誰でも使用可能で、同省のホームページから入手できる。
また「食品ロス削減の日」である10月30日には、東京都千代田区で、国民の機運醸成を図る「食品ロス削減全国大会」が開かれ、今年度の「食品ロス削減推進表彰」や「食品産業もったいない大賞」の表彰式などが行われる予定だ。また消費者庁は現在、食品ロス削減に関する川柳コンテストも開催中で、31日まで募集を受け付けている。
■公明、削減加速へ取り組みを後押し
食品ロス削減月間は、2019年10月施行の食品ロス削減推進法(議員立法)に基づくもので、同法制定に公明党が尽力した。削減加速に向けた取り組みでは、15年に党プロジェクトチーム(座長=竹谷とし子代表代行)を設置。視察やヒアリングを踏まえ、政府への提言を重ねるなど政府の施策を強く後押ししている。










