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無償化、広域通信制高も
質向上への取り組みも必要
関係者との意見交換で党部会
通信制高校を巡って関係者と意見交換した党部会=2日 衆院第2議員会館
公明党文部科学部会(部会長=浮島智子衆院議員)は2日、衆院第2議員会館で通信制高校を巡って関係者と意見交換し、広域通信制高校について、教育の質向上に取り組むとともに、高校授業料無償化の対象にすべきだとの考えを示した。
冒頭、浮島部会長は広域通信制高校について、教育内容に課題がある学校が一部にある一方、不登校の生徒ら多様な教育ニーズに対応してきたと強調。「現場の声を踏まえ(高校無償化を巡る自民、公明両党と日本維新の会の)3党協議に臨みたい」と語った。
会議では、東海大学付属望星高校の吾妻俊治校長が、通信教育実施計画など各学校の取り組み状況を社会に広く公開する重要性を指摘した。党部会はこのほか、独自の認可基準を設けている埼玉県の状況や、不登校経験を経て通信制高校に進学した当事者の声も聴取した。









