公明党トップ / ニュース / p448792

ニュース

2025年9月14日

石破首相の退陣表明 斉藤代表が見解

政権運営で多くの成果 
政治空白招かぬ対応必要

石破茂首相(自民党総裁)は7日、首相官邸で記者会見し、退陣する意向を表明しました。7月の参院選で敗北した結果、党内で総裁選前倒しを求める声が拡大し、続投は困難と判断。参院選敗北の責任は「最終的に総裁たる私が負わねばならないとずっと思っていた」と述べ、次の総裁選に出馬しない意向も示しました。

石破首相の退陣表明に伴う臨時総裁選は、22日告示、10月4日投開票の日程で、全国の党員・党友と党所属の国会議員が投票する「フルスペック方式」で行われます。新総裁選出後、臨時国会での首相指名選挙を受けた新首相就任をもって石破首相は正式に退任する見通しです。

石破首相の退陣表明を受け、公明党の斉藤鉄夫代表は9月7日、東京都新宿区の党本部で記者団に対し「共に連立政権を運営してきた者として、辞任表明は大変残念だ。(政権発足後)この1年間、いろいろな成果を上げてきた。本当にご苦労さまでしたと申し上げたい」と述べました。その上で、自民党に対し「政治空白を招かないようお願いしたい」と強調しました。

政権の成果については「少数与党で大変厳しい状況の中、一つ一つの政治課題で野党の協力を得てきたことは、評価されるべきだ」と力説しました。

石破首相の政治姿勢に関しては「困っている方に手を差し伸べる政治で公明党の考え方と重なっていた。特に困っている方への手厚い給付や減税も行った。政治改革も公明党の提案に自民党も賛成しており、評価している」と述べました。

公明新聞のお申し込み

公明新聞は、激しく移り変わる社会・政治の動きを的確にとらえ、読者の目線でわかりやすく伝えてまいります。

定期購読はこちらから

ソーシャルメディア