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コラム「北斗七星」
今年7月、北海道福島町で新聞配達員の男性がヒグマに襲われ命を落とした。駆除された個体は4年前にも同町内で女性の命を奪っていたことが判明。専門家は、「問題個体を着実に駆除しなければ、個体数を減らしても被害はなくならない」と◆新たな対応として今月1日、改正鳥獣保護管理法が施行。市街地に侵入した危険鳥獣を市町村の判断で猟銃駆除が可能に。これまでの警察官が命令し、ハンターが駆除する“例外的措置”から踏み込んだ◆この「緊急銃猟」の実施条件は、①クマなどが人の生活圏に侵入②発砲以外での駆除が困難③住民らに弾丸が到達する恐れがない――などを満たす場合。住民の避難や交通規制が必要なケースも想定され、関係機関の密な連携が欠かせない◆民間団体である猟友会からは、「自治体にクマの生態や銃に詳しい職員はおらず、現場のハンターが判断を強いられ、事故に至れば罪に問われかねない」との懸念も。実際、道猟友会は、「要請を受けても、状況に応じて中止も可」との見解を示す◆先の福島町での駆除では、5メートルの至近距離で発砲したと聞く。まさに危険と隣り合わせ。住民とハンターの安全をいかに守るか。実効性のある制度運用が望まれる。(武)









