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平和、福祉 徹して守る
あす55回目の結党記念日
参院議員総会で山口代表
公明党の山口那津男代表は15日午前、国会内で開かれた党参院議員総会であいさつし、あす17日に公明党が結党55年の節目を迎えることを踏まえ、今後、公明党が果たす役割などについて、大要、次のような見解を述べた。
一、公明党は1964年の東京五輪が終わった後、その秋に結党した。結党に先立ち、公明政治連盟(公政連)が結成され、機関紙の公明新聞も62年に発刊。すでに国会議員、地方議員合わせて1000人超を擁する基盤があり、党創立者から「大衆とともに」の立党精神も伝えられていた中で結党した。当時、政策的に優先順位が低かった福祉、教育、環境、中小企業といった課題に果敢に挑み、多くの実績を重ねてきた。今、これらの分野は政治の主流になっている。
一、99年に自民党との連立政権に参画して以来、20年の月日を重ねた。自公連立政権の存在は、日本に政治の安定をもたらし、国内外の重要政策課題を着実に実現、解決してきた。公明党が党のネットワークを生かし、国民の小さな声を受け止めて政策を実現してきたことは非常に重要な取り組みだ。
一、今後も、“公明党ここにあり”を示したい。公明党が連立政権にいるからこそ、平和と福祉が保たれているという安心感をつくり出す役割を果たしていく。国民目線で政治を進める公明党の良き伝統を生かしながら、結束して国民の期待に応えていきたい。