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福島県議選 公明4氏全員当選
いわき市 議席増の“2倍革命”達成
1議席増の“2倍革命”達成に喜びを爆発させる安部(中央左)、真山(右隣)の両氏と党員、支持者ら=10日 福島・いわき市
福島県議選(総定数58)は10日投開票され、公明党が挑んだ3選挙区で4氏(現職3、新人1)が全員、上位当選し、「東北復興選挙」の掉尾を飾った。
台風19号や記録的大雨被害からの復旧の最中という“緊急事態下”にもかかわらず、党員、支持者の皆さまの昼夜を分かたぬ支援を受け、公明は最終盤で大逆転。中でも、いわき市選挙区(定数10)では、総力戦による押し上げで、議席を1から2へと増やす“2倍革命”を成し遂げた。
総定数58に対する当選者の党派別内訳は、公明4、自民31、立憲2、共産5、国民10、社民1、無所属5(前回=公明3、自民26、民主15、共産5、社民1、無所属8)。当日有権者数は119万6212人。投票率は41.68%。
いわき市選挙区(定数10)では、現職の安部泰男氏(62)が8930票を獲得し4位、新人の真山祐一氏(38)が9240票を獲得し3位で、かつてない激戦を突破。公明の得票率は過去最高の17.35%に上り、前回選より4710票も増やす大勝利となった。
福島市選挙区(定数8)では、現職の伊藤達也氏(49)が1万836票を獲得し、3位で当選。“2期目のジンクス”を打ち破った。郡山市選挙区(定数10)では、現職の今井久敏氏(66)が1万546票を獲得。1位で4期目の当選を果たした。