ニュース
スナノミ症は「顧みられない熱帯病」
秋野氏の質問に厚労省が表明
7日の参院外交防衛委員会で厚生労働省は、アフリカや中南米で深刻な問題となっている寄生虫による皮膚感染症「スナノミ症」について、「顧みられない熱帯病(NTDs)」に含まれるとの世界保健機関(WHO)の見解を初めて確認したと表明した。公明党の秋野公造参院議員の質問に対する答弁。
質問で秋野氏は、同症をNTDsのリストに明示的に位置付けられる必要性を強調。稲津久厚労副大臣(公明党)は「厚労省として、明示するようWHOに働き掛けていく」と述べた。