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“参院選選挙区公明予定候補が力説” 「血の通った政治」貫く
しもの、安江、矢倉、杉氏
7月3日(木)の公示が迫る参院選の勝利へ、公明党の斉藤鉄夫代表ら党幹部は29日、各地で開かれた街頭演説会で、選挙区に挑む公明予定候補への支援を呼び掛けた。
「国民生活を守る政治に全力を尽くす」と訴える、しもの六太氏(左)と岡本政調会長=29日 福岡市
【福岡】公明党の岡本三成政務調査会長は、県内2カ所の街頭演説会に駆け付け、しもの六太参院議員(参院選予定候補=福岡選挙区)の勝利へ、絶大な支援を呼び掛けた。
このうち福岡市で岡本政調会長は、公明党が物価高対策として、コメの価格抑制や電気・ガス代補助などを進めてきたと強調。さらに、しもの氏が、ひきこもり支援や備蓄米放出に全力を尽くしてきたことに触れ、「血の通った政治ができる、しもの氏が国政に必要だ」と力説した。
安江のぶお氏(右)への絶大なる支援を訴える西田幹事長=29日 名古屋市
【愛知】公明党の西田実仁幹事長は、県内4カ所の街頭演説会に安江のぶお参院議員(参院選予定候補=愛知選挙区)と共に出席し、支援を呼び掛けた。
名古屋市での演説で西田幹事長は、2019年の初当選後、党学生局長に就任した安江氏が、返済不要の給付型奨学金の拡充に粘り強く取り組み、中間所得層にまで対象を広げてきたと力説。「安江氏は、日本一若い参院議員だからこそ、最も未来に責任を持って仕事ができる」と訴えた。
安江氏は、出産費用、0~2歳の保育費などの負担ゼロをめざすと強調し「安心して子どもを産み育てられる社会を築く」と決意を述べた。
矢倉かつお氏(左)への絶大な支援を訴える斉藤代表=29日 さいたま市
【埼玉】公明党の斉藤鉄夫代表は、さいたま市の大宮駅前で開かれた街頭演説会に矢倉かつお参院議員(参院選予定候補=埼玉選挙区)と共に参加し「生活者の暮らしを守るため働くのが公明党だ」と力説した。
斉藤代表は、物価高を乗り越える経済と社会保障の構築が重要だとした上で「(奨学金返済額の一定割合を所得控除できる)『奨学金減税』や中小企業の賃上げ実現のため、矢倉氏の力が欠かせない」と訴えた。
矢倉氏は、国際弁護士としてさまざまな国際交渉に携わってきた経験に触れ「世界で勝てる強い日本へ環境づくりを先頭に立って進めていく」と強調した。
杉ひさたけ氏(左)の勝利を呼び掛ける三浦選対委員長=29日 大阪市
【大阪】公明党の三浦信祐選挙対策委員長は、杉ひさたけ参院議員(参院選予定候補=大阪選挙区)と共に大阪市で街頭演説を行った。
三浦選対委員長は、物価高を上回る賃上げを実現するために「お金のプロである杉氏が国会に不可欠だ」と訴え、杉氏への絶大な支援を呼び掛けた。
杉氏は、所得税が課され始める年収「103万円の壁」について、公明党のリードで引き上がり、「(ほぼ全ての納税者)1人当たり年2万~4万円の減税となる」と強調。1人当たり2万円の給付も実施し、「減税と給付を組み合わせ、物価高対策に全力を挙げる」と決意を語った。