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2025年6月25日

赤ちゃんの命と健康守る

新生児検査で計29疾患が無料化 
病気の早期発見・治療につなぐ 
群馬県

群馬県は今年度から、生まれたばかりの赤ちゃんを対象に、先天性の病気がないかを調べる「新生児マススクリーニング検査」の公費対象を拡大し、新たに7疾患を追加した。これにより、県内では計29疾患を無料で検査できるようになった。県によると、公費対象の疾患数は全国でも先駆的な水準で、一人の命と健康を守る大きな一歩となる。

佐藤院長(左端)と意見を交わす(右隣から)水野、清水、薬丸潔の各県議

マススクリーニング検査は、生まれつきの病気を症状が現れる前に見つけることが目的。早期に治療することで症状の出現や進行を抑えることにつながる。検査は生後5日ごろ、赤ちゃんのかかとから少量の血液を採取して調べる。

現在、国の公費負担による検査の対象疾患は20。これに対し、公明党の推進で国は22疾患に拡大することをめざし、実証事業を進めている。この実証事業に群馬県も参加し、昨年度から対象疾患を22に増やした。

さらに県は、独自に7疾患を公費負担の対象に加えた。対象となる疾患は、体筋力の低下などを引き起こす「ポンぺ病」、視力・聴力障がいなどを発症する「副腎白質ジストロフィー」など。この7疾患は、これまでも保護者が希望すれば追加で検査できたが、有料だった。

無料検査の拡充に、子育て世代から歓迎の声が上がっている。前橋市在住の前田哲也さんは、今年4月に生まれた長女・丸璃ちゃんの検査を受けた。「無料と聞いてすぐに検査を依頼した。病気があるかどうか不安はあったが、“異常なし”との結果を聞いて安心した」と笑顔を見せた。

産婦人科医「公明党のおかげ」と感謝

丸璃ちゃんの健やかな成長を願う前田さん夫妻

マススクリーニング検査の公費対象拡大は、県議会公明党(水野俊雄代表)がリード。2023年、「産科婦人科舘出張 佐藤病院」(同県高崎市)の佐藤雄一院長から対象拡大に関する要望を受け、同年9月から開かれた第3回県議会定例会で水野議員と清水大樹議員がそれぞれ提案していた。

さらに、昨年9月には山本一太知事宛てに提出した今年度予算要望に、7疾患を追加するよう盛り込んでいた。

佐藤院長は、マススクリーニング検査を「子どもたちが健康に成長するためにも重要な事業」と強調した上で、「公明党のおかげで、要望した通りに対象が拡大され、ありがたい」との言葉を述べた。

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