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宮城県議選 公明4氏 全員当選
仙台市泉区 伊藤氏が逆転勝利
最激戦を勝ち抜き、喜びを爆発させる伊藤氏(中央)と党員、支持者=28日 仙台市泉区
「東北復興選挙」の天王山、宮城県議選(総定数59)は27日投開票され、公明が挑んだ仙台市の4選挙区で現職4氏が見事、全員当選を果たした。
過去にない大激戦に加え、台風19号、25日の大雨が直撃する“非常事態下”での選挙戦となる中、地元と全国の党員、支持者の皆さまの懸命な支援を受けて、公明は猛烈な追い上げを展開。特に危機的状況にあった仙台市泉区で大逆転を成し遂げた。
総定数59に対する当選者の党派別内訳は、公明4、自民28、立憲7、共産5、国民1、社民1、無所属13(前回=公明4、自民27、民主5、維新1、共産8、社民1、無所属13)。当日有権者数は146万4663人。投票率は34.80%。
最激戦区の泉区(定数5)では、最終盤で総力戦による押し上げが功を奏し、現職の伊藤和博氏(60)が8934票を獲得。28日未明、4位で4期目の当選が判明すると、党員、支持者が喜びを爆発させた。
太白区(定数5)では、現職の横山昇氏(52)が9581票を獲得し、4位で大混戦を制した。宮城野区(定数4)では、現職の庄子賢一氏(56)が1万214票を獲得し、2位で少数激戦を突破。青葉区(定数7)では、現職の遠藤伸幸氏(42)が1万479票を獲得し、2位で大乱戦を勝利した。