■都議会公明党が推進

世界最高峰の陸上競技を子どもたちに――。東京都は現在、今年9月に国立競技場（東京都新宿区）で開催される「東京2025世界陸上」の競技観戦に都内の子どもや引率者4万人を招待しようと、申し込みを受け付けている。都議会公明党が観戦機会の提供を訴え推進した。

世界陸上は、トップアスリートが集う最高レベルの陸上競技の祭典で、日本での開催は3回目。都は「臨場感あふれる会場での観戦を通じ、スポーツの素晴らしさや夢と希望を届ける」として、都内在住か都内の学校などに在園・在学中の子ども（3～18歳）を無料招待する（引率者は1人につき2025円）。

都議会公明党は昨年12月の定例会で、世界陸上などの観戦を巡り「スポーツを通じて世界の平和を願い、多様性を認め合う社会への機運を高める意味で、青少年の健全育成につながる。次世代を担う子どもたちへの機会提供が重要だ」と主張。小池百合子知事から「子どもたちが学び成長する貴重な機会となる。世界陸上では保護者と一緒に観戦できるよう検討する」との答弁を得ていた。

無料招待には、都ホームページから応募できる。抽選方式で、7月7日午前11時まで受け付けている。

無料招待への応募はこちら（東京都ホームページ）