公明党トップ / ニュース / p431214

ニュース

2025年6月20日

コラム「北斗七星」

人と人とが目を合わせて思いを通わせる「アイコンタクト」。先日、公明党北海道本部が開いたセミナーで、社会心理学者の橋元良明・東京大学名誉教授がその重要性を説いた◆講演テーマは、「スマホ育児」。外出先の電車やバスの中で。買い物途中や飲食店で。グズるわが子をあやそうと、お気に入りの動画などをすかさず見せる。手軽で便利。そうした場面で、今やスマートフォンは欠かせないアイテムだろう◆一方で混乱することも。いつもと様子が違う。泣きやまない。熱がある。対処法をネットで検索するも、あふれる情報に正解にたどり着けない。必死に画面ばかりをのぞき込む親の表情に、子どもはかえって「疎ましがられている?」と感じ取り、不安に駆られることがあるようだ◆そこで、アイコンタクト。心理学の研究では、目と目を合わせることでお互いにオキシトシンというホルモンが分泌され、共感や信頼感が広がることが分かっているという。さらに、相手の感情や話の意図をくみ取る際に大きな役割を果たしているとも◆目は口ほどに物を言う。大激戦が続く東京都議選も最終盤。最後の一瞬まで、熱意あふれる対話で共感と信頼の輪を一段と広げ、断じて全員当選を!(武)

公明新聞のお申し込み

公明新聞は、激しく移り変わる社会・政治の動きを的確にとらえ、読者の目線でわかりやすく伝えてまいります。

定期購読はこちらから

ソーシャルメディア