ニュース
イメージと違い「人間味豊か」
学生と議員の意見交換会
大分県議会
「一度は県外に出て仕事をしてみたい。30、40代になったら戻ってきたいな」「将来、子どもを安心して預けることができれば仕事を休まなくてもいい」――。大分県議会でこのほど開かれた学生との意見交換会「おんせん県議会若者DAY」では、学生の率直な思いが議員に寄せられた。
同議会は、若者に県議会を知ってもらい、政治に関心を持ってもらうため、選挙権年齢が「18歳以上」に引き下げられた2016年にこの企画を開始した。毎年開催し、今年で4回目。県内の学生ら26人を各会派の議員が迎え、公明党からは戸高賢史、吉村哲彦の両議員が参加した。グループに分かれて行った意見交換会では、「若者の県内就職」「女性活躍」などがテーマとなった。
終了後、立命館アジア太平洋大学4年生の田中大登さん(22)は「(議員は)堅いイメージがあったが、人間味豊かだった」と感想を語った。戸高、吉村の両議員は「若者から頂いた貴重な声をしっかりと行政に届けていきたい」と決意を述べていた。