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家畜ふん尿を堆肥化
党市議団 施設の稼働状況調査
熊本市
公明党熊本市議団(井本正広団長)はこのほど、同市東区の「市東部堆肥センター」を視察し、関係者から稼働状況について説明を聞いた。
施設のある市東部には、畜産業が集積。家畜のふん尿はこれまで、飼料作物の畑にまくなどして利用されてきたが、土壌に吸収されないまま地下に浸透する地下水汚染も心配されていた。熊本市は、水道水源を100%地下水に依存しており、汚染されれば、市民生活への影響は免れない。
この問題を解消するため、今年4月に開設されたのが同施設だ。家畜の排せつ物に由来する硝酸性窒素による地下水の汚染防止などを目的に、ふん尿を堆肥化している。
同施設は乳牛や肉用牛など周辺の家畜約3000頭のふん尿を扱い、1日に約64トンが持ち込まれる想定で整備された。現在、多くの畜産農家からふん尿が持ち込まれ、処理量は想定の約1.3倍に上っている。
施設の視察に先立ち、一行は関係者と意見交換。関係者からは、堆肥の保管棟の増設など今後の課題も挙げられ、井本団長は「想定以上に利用されている。円滑な運営をめざし後押ししていきたい」と語った。










