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災害時 大型エアーテント導入
支援物資の集積所に活用
約40畳分 対策本部など用途は多様
神奈川・海老名市
テントの活用方法などについて話を聞く(左から)日吉、とざわ、ふくちの各議員
災害時に備え、神奈川県海老名市は今月から、支援物資の集積所などとして利用できる大型エアーテントを配備している。公明党市議団の日吉ひろ子団長、ふくち茂、とざわ幸雄の各議員(いずれも市議選予定候補)はこのほど、テントの活用方法などを市の担当者から聞いた。
テントは、高さ6.3メートル、幅11メートル、奥行き6メートルで約40畳分の空間。普段は折り畳んで保管し、使用する時に約30分で組み立てることができる。国などが被災自治体からの要請を待たずに支援物資を送る「プッシュ型支援」に対応できる集積所としての使用を想定しており、4トントラックがそのままテントに入り、テント内で物資を荷下ろしして備蓄する。
また、市が昨年導入した危機対処型起震車をテントに連接することで、臨時の災害対策本部の拠点としても活用できる。いすを入れれば120人程度の座席を確保。通常時は、イベントの休憩スペースなどとしての利用も考えているという。
党市議団は一貫して防災対策の充実を訴えてきた。大型エアーテントの導入は党市議団の、とざわ議員が2017年3月の定例会で「雨天時に物資をぬらさずに荷さばきできる」などと訴え提案していた。
日吉団長は「平時から防災力を高めていくことがとても重要だ。今後もさらに対策を推進していく」と力強く語っていた。
先日、台風19号が東日本各地を襲った際、市内では幸いにも大きな被害がなく、テントの出動はなかったものの、市危機管理課は警戒感を強め、災害発生時に直ちに大型エアーテントを設置する態勢を整える。同課の髙田正道課長は「突然やってくる災害に備え、対策を強化していきたい」と話している。









