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早期復旧めざし総力
太田(昌)氏ら 台風の被災者を激励
長野・佐久穂町
浸水被害に遭った高見沢夫妻(左側2人)を励ます太田(昌)氏(右端)ら=22日 長野・佐久穂町
公明党長野県本部の太田昌孝代表(衆院議員)と中川宏昌幹事長(県議)は22日、長野県佐久穂町を訪れ、台風19号による河川の氾濫で甚大な被害を受けた地域を調査して回った。岡部勝一町議が案内した。
一行は、千曲川につながる抜井川が氾濫し、広範囲で家屋の倒壊や浸水被害が発生した大日向地区で被災者を激励。床上浸水に遭った高見沢利博さん(63)、としみさん(65)夫妻は、「いつもは穏やかな河川が一変した。駄目になった家財は片付けたけど、もう恐くて戻ってこられない」と心情を吐露した。
太田氏は、「一日も早い復旧をめざし、町議や県議と連携しながら総力を挙げて取り組む」と語った。
このほか、余地川の氾濫によって護岸が崩落し、通行止めになっている町道などを視察。町役場で佐々木勝町長から被害状況と要望を聞いた。