公明党公明党

公明党トップ / ニュース / p42720

ニュース

2019年10月23日

コラム「北斗七星」

日本人と竹の関係は深い。最古の文学は『竹取物語』だ。竹取の翁が光る竹を切ったところ、美しい姫が現れる。生命が宿る子宮の空洞が、竹の中空をイメージさせたのだろうか◆かぐや姫は3カ月で成人するが、竹の成長も早い。24時間で120センチ伸びた記録があるという。武具や竿、扇、笛と用途も広く、「バンブー・ピープル」と呼ばれた◆子の成長を竹に重ねるように、わが国の歴史も竹に例えられよう。保阪正康氏は天皇の代替わりについて、「私たちの国の歴史は一つの川の流れではなく、一本の竹のように節をつくりながら時間を刻んでいる」(『新・天皇論』毎日新聞出版)と◆「即位礼正殿の儀」の中継を見ながら、日本史が大きな節目を刻んだことを実感した。190余りの国や地域の要人が列席し、天皇陛下が即位を宣言された。「国民に寄り添いながら」と述べられた陛下のお心でもあろう。台風19号の影響を踏まえ、パレードは来月10日に延期された。復旧が一歩でも前に進み、人々の悲しみが、ほんの少しでも癒えることを願ってやまない◆振り返れば平成は、近現代で唯一、日本が戦争をしない時代だった。すくすくと伸びる竹のように、戦争のない時代をまた一つ刻む令和であってほしい。その先頭に公明党が立つことを誓う一日だった。(也)

公明新聞のお申し込み

公明新聞は、激しく移り変わる社会・政治の動きを的確にとらえ、読者の目線でわかりやすく伝えてまいります。

定期購読はこちらから

ソーシャルメディア