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早期復旧に全力挙げる
台風19号の被災地を調査
谷合、太田(昌)、大口の各氏
リンゴ畑の被害状況を聞く谷合氏(右から2人目)と太田(昌)氏(右隣)ら=19日 長野市
公明党農林水産部会の谷合正明部会長(参院議員)は19日、長野市内で台風19号によるリンゴなどの農業被害を調査した。党長野県本部の太田昌孝代表(衆院議員)らが同行した。
一行は、JA長野中央会(雨宮勇会長)の案内で、千曲川の堤防決壊で濁流にのみ込まれたリンゴ畑や収穫した農産物を出荷するための共同利用施設を視察。雨宮会長は「最盛期を前にして壊滅的な状態」との窮状を訴え、支援を求めた。
谷合氏は「農家の営農意欲が失われないよう、スピード感を持って必要な支援に取り組みたい」と語った。
地域住民から河川の増水の様子について話を聞く大口氏(右から3人目)ら=19日 静岡・小山町
一方、党静岡県本部の大口善徳代表(衆院議員)は同日、同県小山町を訪れ、大量の土砂と水が流入した特別養護老人ホーム「平成の杜」などを視察するとともに池谷晴一町長から早期復旧などについて要望を受けた。蓮池章平県議、池谷洋子町議が同行した。若林久美子施設長は「使いものにならない設備が数多い」と説明。大口氏は「関係機関に伝えて早期復旧に努めたい」と語った。