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親子で来庁スムーズに
子育て支援の専門庁舎
神奈川・伊勢原市
神奈川県伊勢原市は4月から、子育て支援機能の充実を図るため、本庁舎の隣で、新分庁舎「こどもみらいプラザ」の運用を開始している。子育てに関する相談・手続きの担当課窓口を集約したほか、新しい遊具をそろえ、子どもたちが気軽に使える遊び場などを配置し、親子で来庁しやすくなる工夫が施されている。
■相談・手続き窓口を集約、交流スペース 広々と確保
伊勢原市役所の新しい分庁舎「こどもみらいプラザ」は、鉄骨構造2階建てで延床面積1160平方メートル。こどもみらい課(旧子育て支援課)やこども若者支援課(旧青少年課)など場所が分散していた四つの課を1階に集約し、来庁者が移動せずに済むよう別の課の担当者が窓口に来て対応するワンストップ窓口を採用している。担当課受付は「コ」の字に配置。その中央に待ち時間に親子でくつろいだり遊んだりできる「キッズスペース」を設けている。
2階は、産後ケアなどの母子保健事業を実施する「すくすくルーム」や、子どもを遊ばせながら子育ての相談などができる「子育て支援センター・クルリンにじっこひろば」を配置。イベントなどがない日は各部屋を仕切る壁を取り除き、広い交流スペースとして開放し、親子同士で親交を深められる場所にしている。1、2両階には、おむつ交換台、授乳室なども設置しており、親子で来庁しやすくなっている。
これまで市役所の子育て関連業務は、四つの課それぞれの窓口が市役所本庁舎の1階と5階に分散しており、来庁者は市役所内を行き来していた。親が手続きなどを進めている間に子どもがぐずってしまうなど、市役所に親子で行きづらいという課題があった。子どもと一緒に新しくできた分庁舎を訪れた倉田えりさんは、「きれいで広々としている。安心して相談もできる」とうれしそうに語った。
市担当課は、分庁舎内にこどもみらい部の四つの課を集約したことで「職員同士が顔の見える関係になり、作業効率の向上だけでなく、相互に理解を深め、より良好な関係で業務ができる」と語る。
公明党の中山真由美市議は、2015年9月の定例会で市役所内へのキッズスペース設置を訴えたほか、23年には障がいの有無や年齢、性別に関わらず誰もが利用できる「ユニバーサルデザイン」の拡充を要望し、親子で来庁しやすい支援拡充に力を注いでいた。










