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伊藤(泉区)が重大局面
宮城県議選 “執念の拡大”を
山口代表、4候補応援 地域守り安心築く公明
27日(日)投票
公明党の山口那津男代表は20日、仙台市入りし、宮城県議選(27日投票)で大激戦を繰り広げている公明4候補の応援に駆け付け、全員当選へ絶大な支援を呼び掛けた。
伊藤候補(左)の逆転勝利へ絶大な支援を訴える山口代表=20日 仙台市泉区
このうち、重大局面を迎えている泉区(定数5)の伊藤かずひろ候補(60)の演説会で山口代表は「情勢は極めて厳しいが、県政に欠かせない伊藤候補を断じて勝たせてほしい」と強調した。
山口代表は、台風19号による犠牲者への哀悼の意を表するとともに、全国の被災現場へ公明議員が急行し、対応に総力を挙げていることに触れ「市町村議員と県議、国会議員が連携しながら、復旧・復興への具体的な対策を素早く打つことができるのは公明党しかない」と述べた。
また山口代表は、伊藤候補が台風19号で氾濫した同区の七北田川の現場をいち早く訪れ、復旧への対応に当たっていることを紹介し「市町村と国をつなぎ、地域の安全・安心を築く伊藤候補をどうか押し上げていただきたい」と訴えた。
伊藤候補は「12年間、守り抜いてきた議席を必ずや死守する」と力強く決意を語った。
台風19号で各地が被災し、復旧が急ピッチで進められている“非常事態下”にあっても党員、支持者の懸命な応援で、公明4候補は圏内入りへ猛追している。
最激戦区の泉区(定数5)では実質、残る2議席に公明現職の伊藤かずひろ候補と自民現、共産現が横一線で激突。自民が支持基盤の強力な引き締めを図り、伊藤候補は保守層へ食い込めていない。さらには無党派層への拡大が不十分で「6番手で圏外」となりかねない重大局面を迎えている。
伊藤候補が大逆転を果たし、激戦を勝ち抜くには、総力戦での全人脈総当たりと、“壁”を破る執念の票拡大が急務となっている。
遠藤のぶゆき候補 現(青葉区=定数7)(左)、横山のぼる候補 現(太白区=定数5)(中)、庄子けんいち候補 現(宮城野区=定数4)(右)
宮城野区(定数4)の庄子けんいち候補(56)、太白区(定数5)の横山のぼる候補(52)、青葉区(定数7)の遠藤のぶゆき候補(42)も、いまだ混戦を抜け出せず、厳しい。全国からの底上げが公明4候補全員当選の決定打となる。