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公明、被災地復旧へ一丸
台風19号禍 現場に駆け付け要望聴く
台風19号による大雨の影響で、河川の堤防決壊や氾濫などで甚大な浸水被害に見舞われた被災地の迅速な復旧に向けて、公明議員は19、20の両日、各地で被害状況の調査や被災住民らの要望を聴く取り組みに全力を挙げた。
栃木工業高校の教員から被害状況を聞く石井本部長(右から3人目)と塩田氏(右隣)ら=20日 栃木・栃木市
【栃木県】公明党台風19号対策本部長の石井啓一幹事長代行は20日、栃木県の栃木、鹿沼、宇都宮、那須烏山の4市で調査。塩田博昭参院議員と党同県本部の山口恒夫代表(県議)、地元市議が同行した。
栃木市では校舎1階が浸水した県立栃木工業高校を訪問。須釜喜一校長は生徒が実習で使う機器の被害を訴え「復旧が急務」と話した。石井本部長はきめ細かく支援する考えを示した。
河川の増水により住宅が傾いた現場を調査する(手前左から)高木(陽)、高木(美)、竹谷の各氏=19日 東京・あきる野市
【東京都】公明党東京都本部の高木陽介代表と高木美智代同代表代行(ともに衆院議員)、竹谷とし子同副代表(参院議員)は19日、台風19号に伴う河川の増水により、甚大な住宅被害が発生した東京都あきる野市、道路が崩落した奥多摩町、日の出町の状況を調査した。地元の市議、町議が同行した。
高木都代表は「住民の生活再建に向け、地元議員や都議との連携を密にして、全力で支援する」と述べた。