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医療分野で協力拡大
山口代表とカレ国連事務次長 PKO要員の訓練で
カレ事務次長(右)と懇談する山口代表=15日 衆院第1議員会館
公明党の山口那津男代表は15日、衆院第1議員会館で、国連のアトゥール・カレ活動支援担当事務次長と会い、国連平和維持活動(PKO)要員の訓練に関する日本の支援について意見交換した。
谷合正明国際委員長、高瀬弘美国際局次長の両参院議員が同席した。
カレ事務次長は、日本がインフラ整備に必要な重機の操作訓練などで貢献していることに謝意を表明。その上で、「地雷除去などに関与している職員がけがをした際の医療の初期対応が重要だ」と述べ、医療分野での協力を拡大したいとの考えを示した。
山口代表は「いろいろな国の人が能力を付け、活動を継続するのが大事。日本は能力を育てることに一層力を入れたい」と語った。