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2019年10月10日

対話と協調で平和外交進めよ

気候変動対策、日本主導で 
災害に強い国造りを 学校体育館にエアコンなど 
参院本会議で山口代表

代表質問に立つ山口代表=9日 参院本会議場

参院は9日の本会議で、安倍晋三首相の所信表明演説に対する各党代表質問を行った。公明党の山口那津男代表は、先の参院選の結果に触れ、「安定した政治基盤の下で、日本が直面する諸課題を力強く前に進めてほしいとの国民の期待と受け止め、将来の不安払拭や国民生活の向上につながる政策の実現にまい進したい」と強調。自公連立政権で、人生100年時代に対応した社会保障制度の再構築や災害に強い国造り、対話と協調を基軸とした平和外交を力強く進めていくべきだと主張した。

質問と政府答弁の要旨

【外交、気候変動】

山口代表は、自身が党訪問団として、8月に中国、9月にトルコを訪れ、「両国の関係強化の礎となる政党間の交流を深めてきた」と力説。日中関係に関して「改善基調にあるこの機を生かし、定期的な首脳往来を通じて、日中関係を深化させるべきだ」と訴えた。

安倍首相は、「公明党訪中団が日中関係の強化に果たしてきた役割に敬意を表す」と述べるとともに、首脳間の往来に加え、経済、青少年などの交流を拡大していく考えを示した。

また、山口代表は気候変動対策について、イノベーション(技術革新)による対策を議論する国際会議が日本で開催されることに触れ、「さらなる取り組みを日本が主導すべきだ」と訴えた。

【防災・減災・復興】

山口代表は、台風15号や九州北部豪雨災害からの復旧・復興に全力を挙げるよう訴えるとともに、「浮き彫りになった課題の徹底検証と再発防止策を進めるべきだ」と力説。学校体育館へのエアコン設置については「災害時に多くの高齢者や乳幼児が避難所に身を寄せることを考えて、その必要性は明らかだ」と強調し、政府の取り組みを促した。

また、土砂災害特別警戒区域(レッドゾーン)の安全対策について「民有地のため放置された場所が存在する」と指摘。赤羽一嘉国土交通相(公明党)は「政府一体で(対策を)具体化するための検討を進める」と応じた。

幼保無償化 利用者目線に立った支援策の検討求める

【幼保無償化】

山口代表は、10月から始まった幼児教育・保育の無償化について、対象とならない幼稚園類似施設にも無償化の恩恵が行き渡るよう、「利用者の目線に立って国としての適切な対応と必要な支援策の検討を求める」と述べた。

安倍首相は、同類似施設に対し、国と地方が協力した支援のあり方を検討していると応じた。

【軽減税率】

山口代表は、消費税の軽減税率について、対応レジのさらなる導入促進と確定申告における丁寧な相談体制の構築が必要だと訴え、「国民生活に安心感を与えるよう、万全を期してもらいたい」と求めた。安倍首相は「必要な体制整備を含め、制度の円滑な実施、定着に向け、周知、広報などを進める」と答えた。

【ドクターヘリ】

ドクターヘリについて山口代表は、44道府県での配備が完了したことを踏まえ、「全ての都道府県での導入を完了し、運用経験を共有して相互に連携できる基盤を確立することが必要」と述べ、国が主導的な役割を果たすよう求めた。

安倍首相は、情報共有に向け国として支援する考えを示した。

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