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核なき世界へ決意新た
「原爆の子の像」佐々木禎子さん親族と
斉藤代表が懇談
核なき世界の実現へ祐滋さん(右)と懇談する斉藤代表=20日 衆院第1議員会館
核なき世界へ決意新たに―。公明党の斉藤鉄夫代表は20日、衆院第1議員会館で、広島市の平和記念公園にある「原爆の子の像」のモデルになった佐々木禎子さんのおい祐滋さんと懇談した。
祐滋さんは、平和の思いを込め、禎子さんが折ったとみられる折り鶴をオバマ元米大統領に直接手渡したほか、5カ国20カ所に贈呈してきたと説明。懇談の場に実際の折り鶴を持参して禎子さんが鶴を折った思いを語り、「今後も平和のために必要な心を伝えていきたい」と力を込めた。
斉藤代表は「核兵器廃絶は、公明党の党是だ」と強調。党として9日に核廃絶など17分野にわたる提言を掲げた「平和創出ビジョン」を発表したことに触れ、核兵器なき世界の実現へ取り組んでいくと述べた。