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2025年5月21日

都、水道基本料(今夏4カ月分)を無償化

都議会公明が要望

東京都の小池百合子知事は20日、都庁で報道陣の取材に応じ、物価高対策として都内全ての一般家庭を対象に、今夏の水道基本料金を4カ月分無償化すると発表した。猛暑が予想される夏に光熱水費の負担を軽減することで、自宅でのエアコン使用を促す熱中症予防の目的もある。

6~9月分または7~10月分を無償化。6月開会予定の都議会定例会に必要な経費368億円を盛り込んだ補正予算案を提出する。小池知事は「この夏に限った臨時的な措置として無償にする。都民が安心して暮らせる環境を整えたい」と述べた。

都内の水道料金は、固定費に当たる基本料金と、使用量に応じて変動する従量料金がある。基本料金は水道管の口径の大きさによって異なり、一般家庭向けは13ミリが月860円、20ミリが月1170円、25ミリが月1460円となっている。

水道料金を巡っては、都議会公明党が19日、物価高で家計の負担が増しているとして、基本料金を無償化するよう小池知事に要望していた。

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