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「医工連携」で研究開拓
昨秋発足の東京科学大視察
斉藤代表、川村氏ら
東京科学大のELSIを視察する斉藤代表(左から2人目)、川村氏(左隣)ら=19日 都内
公明党の斉藤鉄夫代表は19日、東京都目黒区の東京科学大学を視察し、学生らと交流するとともに、医工連携の展開を巡り関係者と意見交換した。平林晃衆院議員、三浦信祐参院議員、川村ゆうだい青年局次長(参院選予定候補=東京選挙区)が同行した。
同大学は昨年10月に東京医科歯科大と東京工業大が統合し発足。医歯学と理工学を融合した「医工連携」で新たな研究分野の開拓を強化している。大竹尚登理事長と田中雄二郎学長は「医工分野でイノベーション(技術革新)を起こし、科学の力を社会に還元する大学をめざす」と述べた。
学生との懇談では、病気や障がいがある子どもたちに、ものづくりの力で遊びの機会を提供する「みんなのスマイルプロジェクト」の活動内容を聴取。これに先立ち、文部科学省の世界トップレベル研究拠点プログラム(WPI)に採択されている地球生命研究所(ELSI)を見て回った。
視察後、斉藤代表は「日本から世界に冠たる研究者の育成・輩出に向け政治分野でもしっかり応援していく」と語った。