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2019年10月8日

転倒防ぎ、歩行を支援 上手に活用!シルバー用品

高齢者の歩行や移動をサポートしてくれるシルバー用品。安全で快適な生活を送るため、上手に活用することが必要です。このほど開催された、東京都消費生活総合センター主催の実験実習講座「転ばぬ先に始めよう『シルバー用品』~上手に使ってアクティブに~」から、ポイントを紹介します。

早い段階から使い始めて操作に慣れることが必要

「転倒を防ぎ、安全に歩くためにシルバー用品は必要。ある程度、体が元気なうちに操作を覚えて慣れることも大切なので、早い段階で使い始めてほしい」

講師を務めた都消費生活総合センターの担当者は、参加者にこう呼び掛けました。シルバー用品にはさまざまな種類があります。高齢者の状況によっては、使用上の注意点はもちろん、選び方や入手方法なども違ってきます。

講座の前半では、▽歩行補助カート▽シルバーカー▽歩行車▽つえ――といった用品を、講師が実演しながら説明しました。シルバーカーは、自立歩行が可能な人の買い物や散歩をサポートします。座って休憩できる座面が付いたものや折り畳み式など、さまざまなタイプがあります。

歩行車は、自立歩行が困難な人が体重を支えながら移動するための歩行補助具です。講座で紹介されたのは、取っ手が自転車のような形状で、ハンドブレーキを握るとブレーキがかかります。左右のグリップの近くにあるボタンを押すと、後輪がロックされます。

また、自立歩行できる人向けの棒状つえや、歩行訓練などに適している多脚つえも紹介されました。

体の状態や目的に応じ選ぶ

選び方や入手方法についても説明がありました。自立歩行が難しい人は、シルバーカーより歩行車が向いています。電車やバスに乗ることが多い人には、サイズが小さいタイプのシルバーカーが適しています。「体の状態や使用目的に応じて選んで」と講師は語り掛けます。

介護保険制度との関係を知ることも必要です。歩行車や歩行訓練に使用する多脚つえなどは、介護保険における福祉用具として貸与費の補助が受けられますが、シルバーカーや棒状つえは、自立歩行できる人向けであるため対象外です。対象外の用品でも独自に補助する自治体もあるため、講師は「居住する自治体に問い合わせてみましょう」とアドバイスしました。

購入形態(店舗か通信販売かなど)によるサービスの違いについても注意がありました。通信販売は比較的安く購入できる半面、修理やメンテナンスといったアフターフォローが不十分な場合があります。

後半には、シルバー用品の体験コーナーも設けられました。参加者は真剣な表情で、ブレーキのかけ方や折り畳み方を繰り返し操作。「軽くて使いやすいわね」「坂道では操作に気を付けないといけない」などの感想が聞かれました。

終了後、参加者の女性は「体が思うように動かせなくなってからでは、シルバー用品を選ぶのも難しくなる。今回の講座を体験できてよかった」と語っていました。

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