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都議選、公明勝利へ戦い抜こう
“東京発”の政策、全国で展開
中央幹事会で斉藤代表
公明党の斉藤鉄夫代表は15日午前、東京都新宿区の党本部で開かれた中央幹事会であいさつし、6月13日(金)の告示まで1カ月を切った東京都議選(同22日<日>投票)について、公明党が擁立する22予定候補の必勝を期し、党を挙げて戦い抜こうと呼び掛けた。
斉藤代表は、都議選の意義に触れ「なぜ都議選に勝たなければならないのか。それは公明党の政策実現の“方程式”があるからだ」と強調。子ども医療費の無償化や高校授業料の実質無償化などを例に挙げ「都議会公明党が頑張って、多くの施策が、まず東京で実現し、その成果が全国に広がっていく。そして最終的に、全国規模の国の政策になるのが公明党の政策実現の“方程式”だ」と力説した。
その上で「日本国民の暮らしを守るためにも、政策実現の先頭に立って闘う都議会公明党は何としても負けられない」と訴えた。
一方、斉藤代表は、9日に発表した党の「平和創出ビジョン」について「骨格は『北東アジア安全保障対話・協力機構』という信頼醸成機関の創設と、核廃絶だ」と力説した。
13日には、山口那津男常任顧問らと共に石破茂首相に同ビジョンを提出したと報告。石破首相からは、今年が被爆80年であることから「広島、長崎の資料館をじっくり勉強したい」との意向が示され、同ビジョンの推進に向けて公明党への強い期待が寄せられたことなどを紹介した。