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コロナ後遺症、啓発して
斉藤代表に患者・家族会が要望
伊藤代表(右から3人目)から要望を受ける斉藤代表(左隣)=14日 衆院第1議員会館
公明党の斉藤鉄夫代表と党新型コロナウイルス感染症対策本部長の佐藤英道国会対策委員長は14日、衆院第1議員会館で「全国コロナ後遺症患者と家族の会」の伊藤みか代表(仮名)らから、同症に関する要望を受けた。
伊藤代表らは、後遺症についての知識の啓発・普及が不十分であり、医師も検査で異常を見つけられずに、心因性の症状だと診断される場合があると強調。子どもについては小児科医自体が少なく、さらに顕著だと指摘した。自治体で相談に応じてもらえない場合もあり「必要な福祉につながることが困難だ」として、周知のためのリーフレットやポスターの作成を要望。後遺症を診断できる医師の増員なども求めた。
斉藤代表は「厚生労働省とも連携しながら、全力で取り組む」と述べた。