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2025年5月15日

コラム「北斗七星」

高校球児は春季大会を終えると、集大成となる夏の大会に臨み、甲子園をめざす。高校野球と言えば、投手と打者の真剣勝負。金属バットの甲高い打球音に、心が躍る◆金属バットの登場は約50年前。木製バットに比べ打球速度が格段に速くなり、飛距離も延び、高校野球に変革をもたらした。10本前後だった大会ごとの通算本塁打数は、20本、30本とみるみる増えていった◆だが、鋭い打球の直撃による投手の負傷などが問題に。そこで昨年春から反発力を抑えた“飛ばないバット”を導入。打球の初速は3.6%減少し、本塁打も激減した◆これに対し、導入から1年経過した今年春の選抜高校野球大会は、前年に3本だった本塁打数が6本に増加。総得点も200から285へ大幅に増えた。各校の選手がバットの芯で球をとらえる技術力と、バットを強く振り抜く力という打撃の基本を磨き、“飛ばないバット”に適応した成果だろう◆さて東京都政において、高校野球さながらチーム都議会公明党は、実績のクリーンヒットを積み重ねてきた。「小さな声を聴く力」の基本を磨き、政策実現力を培い、「大衆とともに」と心を一つにした全員野球で。比類のない持ち味と魅力である。(青)

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