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2025年5月8日

私が知る公明党(中)

各分野の関係者が見てきた公明党の議員像などの証言を掲載する「私が知る公明党」。今回は、「困窮者らの支援」と低出生体重児の発達を記録できる「リトルベビーハンドブック」についてです。

困窮者らの支援

■認定NPO法人自立生活サポートセンター・もやい理事長 大西連氏
社会福祉の充実へ、現場の声聴き、力を尽くす公明が与党にいる心強さは圧倒的

「もやい」は20年ほど前から、生活に困窮する人、社会から孤立する人らの支援に取り組んでいます。公明党には地方議員も含めて、社会福祉や社会保障に関心が深い議員が多く、フットワークがとても軽い。現場に足を運ぶだけでなく、東京都庁下での食料品配布などボランティア活動にも参加してくれています。

公明党は私たちの声を聴きながら、「孤独・孤立」の問題に国として恒久的に取り組むための「対策推進法」や、食品を困窮者に届けるフードバンクの支援も掲げた「食品ロス削減推進法」などを実現してくれました。さまざまな政策課題について私たちの意見を聴き、政府につないでくれることも少なくありません。

そうした中で感じるのが、公明党が与党であることの大きさです。与党にいながら、自民党とは違う立ち位置にいて、社会福祉の充実といったリベラルな政策の実現に力を尽くし、われわれの活動と対極にあるような政策には“ブレーキ役”を果たす。現場の声をよく聴いて発信し、政府や自民党に働き掛ける。そんな公明党が与党にいる心強さは、圧倒的だと思います。国会議員に加えて、地域に地方議員がいて、互いにつながるネットワークがよく機能していることも、他党にない強みだと感じます。

■合意つくる“ハブ”役

超党派で政策課題に取り組もうとする際、公明議員が、合意をつくり、具体的に前進させる“ハブ(軸)”の役割を担ってくれることが多くあります。国内外で“分断”をあおるような風潮が強くなる中、“二項対立”に陥って政策決定が危ぶまれる状況も懸念されるときだからこそ、公明党には、困っている人の側に立ちながら、合意を形成していく役割を今後も担っていくことを期待しています。

リトルベビーハンドブック

■国際母子手帳委員会事務局長 板東あけみ氏
地域を越えた議員同士の強力な連携が作成の動きを全国へと広げる大きな力に

国際母子手帳委員会は「誰一人取り残さない」母子健康手帳の実現をめざし活動しています。日本では近年、医療の進歩などを背景に、500グラム未満で生まれても救命できるケースが60%を超えるまでになっています。昨年度末までの母子健康手帳では成長曲線の体重の最低が1000グラムで、それ以下の体重では傷つく母親もいました。なお、今年度からは成長曲線の体重の最低が0グラムとなりました。

私は当事者の母親と一緒に、各地の自治体に母子健康手帳を補填するリトルべビーハンドブック作成を働き掛けてきました。その際、党派のこだわりなく、子育て支援に熱心な議員を探していくと、結果的に公明議員に行き着くことが多かったというのが率直な実感です。

■全都道府県で運用

昨年度末には全都道府県で運用されるまでに広がりましたが、多くのところで公明議員が力を貸して下さいました。公明議員は私たちの思いをくみ取りながら一生懸命、議会で質問して、行政にも働き掛けて下さるので、頼りになります。何より特長と言えるのが、全国の公明議員同士の強力な連携です。ハンドブック作成の動きを全国に広げる大きな力になりました。

例えば、当事者団体のない和歌山県での作成をどうしようかと悩んでいたところ、奈良県の公明議員が和歌山の公明議員を紹介してくれ、突破口が開かれたということがありました。また、国会でも公明議員が地方での取り組みを踏まえて質問し、国庫補助による作成への支援に国が動くことになりました。

リトルベビーハンドブック作成は“ゴール”でなく、母親たちの悩みや課題を解決していく“出発点”です。すでに各地の公明議員も尽力し、授乳室でも搾乳しやすい環境づくりが各地で進み始めていますが、今後も公明党には安心の子育てのために力を貸していただきたいです。

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