時局講演会であいさつする山口常任顧問（右）と川村氏＝6日　東京・日野市

公明党の山口那津男常任顧問は6日夜、東京都日野市で開かれた時局講演会に川村ゆうだい青年局次長（参院選予定候補＝東京選挙区）と共に出席し、「物価高を乗り越え、日本経済の好循環を推し進める」と訴えた。

山口常任顧問は「少数与党の中で幅広い合意形成をリードしてきた」と主張。また、物価高対策として、公明党の推進で昨年度補正予算に盛り込まれた住民税非課税世帯への3万円給付などを紹介したほか、電気・ガス、ガソリン代の引き下げは家計だけでなく、中小企業の燃料費などの負担軽減にもつながると強調した。

トランプ米政権による関税措置に関し山口常任顧問は、国際ルールに基づいた自由で開かれた多角的な貿易体制を維持する重要性を訴え、「日本政府は米国と粘り強い交渉を」と力説した。

川村氏は「14年間、医師として患者に寄り添ってきた経験を政治の分野で生かし、国民のために全力で働いていく」と決意を訴えた。

会合では、日野市の古賀壮志市長があいさつした。