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コラム「北斗七星」
そろばんを習う小学生が増えている。学研教育総合研究所の調査によると、2021年以降4年連続で増え、コロナ禍前の水準を上回る。ランドセルにタブレット端末を入れる令和の時代、そろばん学習になぜ人気があるのか◆小学校低学年の子どもをそろばん塾に通わせている保護者に理由を聞いてみた。すると「計算力だけでなく、暗記力、集中力も高められるため」との答えが◆数学教育に詳しい上垣渉・三重大学名誉教授は「手指を反復して使うそろばんは、脳を刺激し、活性化させる。学習の土台となる力をつけるには、アナログ的な学習が有効だ」と強調する(4月12日付「読売」)◆こうした指摘で思い浮かべたのが、本紙に寄せられた読者の感想。「党の政策や実績がコンパクトにまとめられている公明新聞を隅から隅まで熟読している」「公明党への期待の声が載っていた。実績と共に訴えていく」など。党員、支持者の方々にとって、党理解を深めるための土台となるテキストとも言えるのが公明新聞だ◆読者からは「記事を切り抜いて友人に渡せる程度のサイズで、公明党のちょっと良い話を掲載してほしい」とも。読者の声を形にできる紙面づくりに努めていきたい。(沖)