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福祉、経済公明が支える 埼玉・矢倉かつお氏
企業収益アップ後押し
「現役世代が安心して暮らせる社会をめざす」と訴える矢倉かつお氏(左)と三浦選対委員長=6日 埼玉・越谷市
公明党の三浦信祐選挙対策委員長は、埼玉県越谷市で開かれた街頭演説会に矢倉かつお参院議員(参院選予定候補=埼玉選挙区)と共に参加し、公明党が実現してきた幼児教育・保育の無償化や携帯料金の引き下げなどの実績を挙げ「『気付いたら当たり前』を実現するのが政治家の仕事だ」と力説した。
一方、三浦氏は公明党の参院選重点政策に「社会保障の充実」を盛り込んだことに触れ、公明党は結党以来60年間、他党が福祉政策を掲げる前から「福祉の党」として国民の不安解消に取り組んできたとし、現役世代が安心して暮らせる社会をめざすと力説した。
矢倉氏は、経済産業省勤務時代に弁護士としての経験を生かして、他国との関税交渉や中国のレアアース輸出規制解除に尽力したと述べ、「日本が抱える課題に対処していく」と強調。社会保険料の負担軽減や、中小企業がもうかる経済の実現に向けて「ただ要求するだけでなく、行政を動かしてこそ本当の政治だ」と訴えた。