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2025年5月3日

【主張】近づく参院選 政治家の“質”も見極めたい

7月に想定される参院選が近づいてきた。公明党は7選挙区の全員当選と、比例区7議席以上の獲得をめざし、各地で必勝の決意を訴えている。

マスコミ各紙の世論調査によれば、政治資金問題が尾を引く自民党は苦戦を強いられ、国民民主党は昨年の衆院選に増して勢いづいている。一方、公明党は埋没しており情勢は厳しい。勝利に向け、全人脈総当たりの支持拡大を急ぎたい。

長引く物価高やトランプ米政権による関税措置の影響など、国内外を取り巻く状況が厳しさを増す中で迎える今夏の決戦。6月の東京都議選の後、間断なく行われる12年に一度の“巳年の選挙”である。

公明党は参院選に向け、先月25日に重点政策の第1弾を発表した。物価高対策では家計負担を直接軽減する減税や“つなぎ”の措置としての給付を掲げ、給料を上げる政策や社会保障の充実も柱に据えている。

「本当に国民の皆さまに役立つ政策を実現していくのが公明党」(斉藤鉄夫代表)である。国民の幅広い声を着実に政策へと結び付けていきたい。

任期が長く、解散もない参院は「良識の府」「再考の府」と呼ばれ、長期的な視点で多様な民意を政治に生かす役割が求められる。ふさわしい見識と人格を兼ね備えた、実力ある人物を選ばなければならない。

問われるのは、政治家としての“質”である。他党には私利私欲や人気取りに走り、無責任なポピュリズム(大衆迎合主義)をうたう政治家が少なくない。不倫やパワハラといった不祥事を起こす議員も目立つ。

その点、公明党の議員はどうか。「大衆とともに」の立党精神を胸に現場を駆け回り、「民衆の幸福」のために政治を前へ進めてきた。「功名心やエゴを持った人物ではなく、今の政治に必要な専門性の高い人材を輩出・育成できている数少ない党」(吉田徹・同志社大学教授)との評もある。

困難を乗り越える力を持った政治家は公明党にしかいないと強く訴え、支持を広げていきたい。

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